PCI P2PEコンポーネントサービス導入のメリット

メリット1
低コスト

内製する場合と比べると
コストは最大で 40% 削減

HSM(Hardware Security Module)や端末を管理する高価なファシリティが不要となるため、大幅なコストダウンを図れます。

メリット2
基準要件を削減

内製する場合と比べると
要件は最大で 35% 削減

キーインジェクションサービスを利用する場合、複雑な鍵管理を含む多くの要件から解放されます。 PCI P2PEの中核ともいえる要件を削減することで、大幅に負担を削減できます。

メリット3
構築期間を短縮

内製する場合と比べると
構築期間は最大で 40% 削減

クラウドHSMサービスを利用する場合、PCI P2PEの要件に合わせたHSMをご用意。
面倒な設定を行う手間が省けるので、設計構築期間の短縮につながります。

キーインジェクションサービスの特徴

ご利用端末を当社のPCI P2PEコンポーネントに登録いたします。
キーの注入から出荷・配送管理まですべて当社コンポーネント内で行うため、内製する場合と比べて導入コストや構築負担が大幅に軽減されます。

フローは以下の通り。このキーインジェクション処理は最大1000台/日

1キーインジェクション作業を依頼

2HSMより暗号化キーをインジェクション

3端末を厳重に管理

4端末の出荷作業

5配送

管理画面で端末を一元管理!
用途に合わせた運用が可能

  • ファイルアップロードで納品希望日や出荷先を指定

  • 端末状況ステータス表示

  • PCI P2PE インストラクションマニュアルに基づいた配送管理

利用端末の選択の幅が広がる!

PCI PTS に準拠した端末 ※1 であれば、本サービスでキーインジェクションを行うことにより、ドメイン6 Annex B に該当する「暗号鍵の導入施設」の要件が削減されます。
※1 かつ、SRED およびDUKPT 機構を備えているもの

リモートでの
キーインジェクションも可能

端末に対する物理的な暗号鍵の注入だけでなく、リモートでのキーインジェクションにも対応しています。これにより遠隔地からも鍵管理を行うことが可能です。

クラウドHSMサービスの特徴

インターネット経由でPCI P2PE に準拠したHSM環境をご利用いただくことが可能です。
PCI P2PEソリューション準拠に必要な要件のひとつ、ドメイン5に該当する「復号化環境」の要件を削減することができるため、
内製する場合と比べて低コスト・短期間でPCI P2PEソリューションを取得することができます。

フローは以下の通り。復号化処理は最大6500万件/日

※トークンサービスと組み合わせて導入することにより、カード情報を保存する必要がなくなります。

1暗号化データを送信

2復号化処理

3復号化された平文データを受信

さらに!

キーインジェクションサービスとクラウドHSMを
合わせてご利用いただくと…

コスト
 最大90% 削減

工数
 最大95% 削減

PCI P2PE要件の中核である暗号化・復号化環境を用意する必要がなくなり、
複雑な鍵管理を含む多くの要件から解放されPCI P2PEソリューションが取得しやすくなります!

PCI P2PEソリューションの基準要件と役割分担
要件 役割分担
ドメイン1 暗号化端末(POIデバイス)とアプリケーションの管理 ルミーズ (お客様)
ドメイン2 暗号化端末(POIデバイス)におけるアプリケーションセキュリティ -
ドメイン3 PCI P2PEソリューションの管理全般 お客様
ドメイン4 復号環境のセキュリティ ルミーズ
ドメイン5 POIデバイスとHSM、および暗号鍵の管理、リモート鍵配布、暗号鍵の注入施設(KIF) ルミーズ
ドメイン1 要件 暗号化端末(POIデバイス)とアプリケーションの管理
役割
分担
ルミーズ /(お客様)
ドメイン2 要件 暗号化端末(POIデバイス)におけるアプリケーションセキュリティ
役割
分担
-
ドメイン3 要件 PCI P2PEソリューションの管理
役割
分担
お客様
ドメイン4 要件 復号環境のセキュリティ
役割
分担
ルミーズ
ドメイン5 要件 POIデバイスとHSM、および暗号鍵の管理、リモート鍵配布、暗号鍵の注入施設(KIF)
役割
分担
ルミーズ

※サービスの構成によって要件範囲は変わります。

以下のPCI SSC サイトよりルミーズの認定取得状況を確認することができます。

https://listings.pcisecuritystandards.org/assessors_and_solutions/point_to_point_encryption_components

※「ACCEPT」ボタンを押下し、遷移後の画面で「REMISE Corporation」と検索してください。

ユーザーに新たな驚きとワクワク感を届ける次世代決済を、
aegise2.0で一緒につくりあげていきましょう。